Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜「神は最高の物を恐怖の後ろに置いておく」〜 NO.254

皆様こんにちは。

 

今回は、将来難しい選択をしなければいけない時

ぜひ思い出して欲しい言葉をご紹介します。

 

それは、米俳優ウィル・スミスの

「神は最高の物を恐怖の後ろに置いておく」

という言葉です。

 

下記にスピーチの概略を書きますね。

 

 

私は「恐ろしさにあえて向き合う事」

を日々意識しています。

 

そんな次第で、3年前にはドバイにスカイダイビングをしに行きました。

スカイダイビングほど、最大の恐怖に直面できる物はないですからね。

 

「飛ぶ」と約束はしたものの、夜は不安で眠れないし

食欲がなくて朝ごはんも食べられませんでした。

 

そしてついに、私は4300mの上空にたどり着きました。

機内の信号が赤から黄色、緑に代わると

飛行機のドアが開いて、ドアなし飛行になります。

これだけでも相当な恐怖です。

 

自分の番になり、扉の縁に足を置くと

見えるのは死へのダイブ。

 

インストラクターは、1.2とカウントしたら3で飛び出します。

3数えてから飛ぼうとすると

ほとんどの人が縁につかまって飛べないからです。

 

そして最大の恐怖を抱えて飛んだ1秒後、気づきます。

 

「これは人生で一番幸せな(blissful)経験だ」と。

 

スカイダイビングは、落ちるというより空気に支えられている感じで

恐怖は全く感じないのです。

 

この経験を通して思ったのは

「自分が感じていた恐怖は何だったのか?」

という事。

 

「何のための恐ろしさだったのか」

「何が怖かったのか」

 

昨夜も今朝も、まだ飛行機に乗ってもいないし

怖がる必要さえ全くなかったのです。

 

だから皆さんに気づいてほしいのは

「あなたの最大の恐怖の向こう側に

人生最高の宝物がある」という事なのです。

 

(引用おわり)

 

 

少し専門的な話になりますが

私たちが新しい挑戦に及び腰になるのは

次の3つの心理が関係しています。

 

1.保有効果

(今自分が持っている環境や物を過剰に良く見積もる心理)

 

2.損失回避

(失う辛さは、得る喜びより大きく感じる心理)

 

3.機会費用

(そのお金と時間で、他にどんな事ができたのか考えてしまう心理)

 

この3つに囚われると

「今のままでいっか」という

【現状維持バイアス】に絡めとられてしまいます。

 

(この心理をどう克服するかは、別の機会に紹介しますね)

 

大きな選択に直面すると、誰でも怖くなります。

そんな時は

「今怖いのは、新たな可能性に近づいているからかも」

と考えてみて下さいね。

 

 

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編集後記

 

皆さんはどんなマスクを付けていますか?

個人的に、アイリスオーヤマの不織布マスク(7枚入りで380円位)がお気に入りです!

 

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