Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜習慣化するコツは4%の背伸び〜 NO.252

皆様こんにちは。

 

昨日美容室に行って、次回の予約を入れたら

もう「12月」の文字が

今年は何とあっという間だったのでしょうか。

 

という事で、私みたいにコロナにかこつけて

イマイチ自分に厳しくできなかったという方に向けて

「習慣化のポイント」を

ジェームス・クリア氏著

『複利で伸びる1つの習慣』からご紹介します。

 

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【その① 「毎日1%の改善」を意識する】

 

恐ろしい事実から行きます。

 

「日々の小さな習慣のわずかな変化が

人生を全く違った場所に導いてしまう」という事実。

 

例えば、毎日たった1%ずつよくなると

複利効果で、1年後には1.01365乗で

38倍の結果が手元に残る。

 

一方、何もしなければ0のまま。

ダラければあっという間にマイナスという訳で

やる人とやらない人では1年で38倍。

複利で行くと数年経つ頃には天文学的差が生まれてしまいます。

なので、ほんの少しの改善を積み重ねていきましょう。

 

 

【その② 「4%の難しさ」を意識する】

 

「やる気が続く難易度」というのがあります。

やる気が続くというのは、いわゆる「没頭」している状態。

 

それに必要な条件が「今の実力より4%上の課題をこなしていく」

事だそうです。

 

筋トレなら、インストラクターが連続20回やっているけど

自分はまだ18回位しかできない…!

という難易度の物に挑戦していくというイメージ。

 

 

現在の能力を4%超える作業をすると

「フロー(ゾーンとも言われる)」の状態になれるそうです。

 

実は私、自粛期間の5月から毎日ピラティスをしているのですが

それがまさにこの4%の難易度。

きっついんです。それが続くコツなんでしょう。

 

 

【その③ 目標を達成した自分を想像してみる】

 

ドーパミンという神経伝達化学物質があります。

これは、何かワクワクする事や楽しい時に放出されるホルモンで

脳の「報酬系」というシステムに深く関わっています。

 

そしてこの「報酬系」というシステムは

実際にその行動を体感している時より

その経験を「予測」している時の方が活性化するのです。

 

子供の頃、クリスマス当日より

クリスマスの朝を待つ時の方がワクワクしませんでしたか?

 

旅行も、実際に旅行している時より

計画を立てている時の方が楽しかったりしますよね。

 

クリア氏はこう言います。

 

「ある決定的な瞬間を過大評価し、日々の小さな改善を過小評価するのはよくある。大きな成功には大きな行動が必要だと、私たちは思い込みやすい。一方、1%の改善は目立たないし、気づかないことさえ多い。ところが長い目で見ると、はるかに大きな効果を発揮する」

 

一発大逆転するには、毎日の地道な努力が必要不可欠という事です。

 

『複利で伸びる1つの習慣』は面白いので

気になったら、ぜひ読んでみて下さい。

 

 

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編集後記

 

習慣化には「何をしないか」をはっきりするのも

とても大切ですね。

 

私はネットサーフィンを今の1/10位にしないといけない!

と痛感しています。

 

皆さは、どんな習慣を身に付けたいですか?

 

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