Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜米IT株は今後1年で66%上昇する?〜 NO.245

皆様こんにちは。

 

『時効警察』と『ドクターX』が放映中なのに

先週テレビが壊れて、しょんぼりしている柊です。

 

今日はお金とマーケットの話。

 

興味ない方はスルーして下さいね。

 

昨年&一昨年と「投資心理講座」を受講された方は

ぜひご一読下さい。

 

先日、Yun Liさんという方が

「過去に米国が3回利下げした後マーケットがどう動いて来たか」

というレポートをCNBCでまとめていました。

 

まず、米国政策金利の推移を見てみましょう。

 

20089月 リーマンショック

201512月 ゼロ金利を解除。9年半ぶりに利上げ

2019710年半ぶり利下げ(これが1回目の利下げ)

2019年9月 2回目の利下げ

2019103回目の利下げ

 

こんな具合に、米国は2019年に3回に渡って利下げをしており

30日の米連邦準備制度理事会で、

3回利下げした後は、もう利下げしない(かもね〜)

と議長が発言しています

(議長の発言は曖昧にしないといけないんです)

 

これを受けて発表されたのが、Liさんのレポートですね。

 

彼女は、前回3回連続で利下げが行われた1996年〜1998

S&Pの騰落率の平均データ(3回目の利下げ後)

下記のように示しています。

 

S&P IT関連株  66.86%上昇

S&P エネルギー関連株 24.52%上昇

S&P 工業株 23.95%上昇

S&P500 22.05%上昇

 

当時はITバブル崩壊前ですし

今は色々な状況も変わっていますが

投資をする際、必ず注視しなければいけないのは

各国(特に米国)の政策金利です。

 

今回は、この「金利」の状況を鑑みた際のレポートという訳。

 

思えば、2018年から2019年は

VIXショックに始まり投資家には辛抱の年でした。

 

これが若干報われる「かも」しれませんね。

 

ただ、私達は「自分に都合の良い情報だけを集めがち」です。

私のPC周りには、こんな文言も貼られています。

 

2021-2023に景気後退の可能性」

「家計貯蓄率低下(2018)から2年でリセッションの可能性」

 

ですので、皆さんも一つの情報を鵜呑みにせずに

あらゆる角度から投資環境を把握する事が大切です。

 

こういう面倒な事を考えたくない方は

積み立てするのが一番です。

 

私も2年前に講座のネタのために始めた

「つみたてNISA」。

 

2018年は相場が乱高下しましたが

愚直に毎月33,000円を米株に積み立てております。

 

現在数万円のプラスです。

講座をきっかけに、つみたてNISAを始めた方もいると聞いていますので

その方達は、全員が似た様なプラスリターンを得ているはずです。

 

積み立ては、面白くも何ともないですが

この退屈さが成功の素です……

 

先日、30年前からS&Pに積み立てている方とお話する機会があったのですが

初期に積み立てた額は、既に8倍になっているそうです。

 

ITバブル崩壊、リーマンショックを経ての8倍ですよ。

 

すごいですねぇ。

 

日本で投資の話をすると

「金融機関の回し者だ」「だまそうとして!」

と文句を言う人が必ずいます。

 

そういう方は、ずっと円の定期預金でもしてれば良いのです。

元本が倍になるのに1200年位かかりますけど。

 

一方、S&Pは年間7-9%の成長率を保っており

大雑把に計算すると、年利4%ほどで回せれば

20年で資産は倍になります。

 

お金に働いてもらう知識を身につけた方が

資本主義経済では必ず得をします。

 

が、どう資産を扱うかは皆さん次第。

 

私は40才なので

ここからは個別株に熱中するより

積み立てメインでやって行こうと思います。

 

 

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編集後記

 

来週は『時効警察展』に行ってきます。

変なお土産を買ってしまいそうです。