Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜配当6%の株、欲しいですか?〜 NO.224

皆様こんにちは。

三連休いかがお過ごしですか?

 

さて、先週はびっくりするニュースがありましたね。

日産のゴーン氏逮捕事件です!

 

ベルサイユ宮殿での結婚式といい

本当に品のない成金になっちゃって

カリスマ経営者と呼ばれたのが嘘のようです。

 

大事件を受け

今後の会社運営の不透明感もあり

逮捕翌日は日産が売り込まれました。

 

日産の株は前日比数%下落し

それに伴い配当利回りが上昇。

 

現在なんと「5.93%」となっています。

 

元金が減らなければ

10年複利だと資産が約1.8倍になる計算です。

 

思わず手が出てしまいそうになりますね!

 

でも、要注意です!

 

証券会社のwebには

「配当利回りの高い順」でソートする項目があったり

雑誌の特集でも

「高配当利回り」

「主婦に人気の株主優待」

といったものがありますよね。

 

このように、「高配当」や「株主優待」という言葉は

私達の「双曲割引(そうきょくわりびき)

という心理に深くささります。

 

これは

「今すぐもらえる少ない報酬は

後にもらえる大きな報酬より価値がある」

と感じてしまう心理です。

 

ですので

目先の高配当や株主優待ばかりに目がいくと

とんでもない株をつかんでしまう可能性があります。

 

例えば「◯塚家具」。

ここも確か23年程前に

配当を4%に上げる!と投資家にアピールしていました。

 

今、株価どうなっているかご存知ですか?

2016当時1200円を超えていた株が、現在278円です。

 

一方

配当を出さない超有名企業をご存知でしょうか?

 

 

Amazonです。

 

ここは、成長分野の投資にお金を回し

株価自体のキャピタルゲインを還元するという方向なので

配当は0

 

20179/1($961)から、20189/1($2003)まで

株価は倍以上になっています。

 

最近は

米のFAANG売りで元気がないですけどね。

 

配当を出さない企業

配当が低い企業に魅力がないかといえば

そんな事はありません。

 

*蛇足ですが

もし今後景気後退が来ると思う場合

「高配当利回りの消費材関連株に再投資していく」

という選択肢はあります。

 

特に投資を始めたばかりの方は

目先のおいしい話に飛びつきやすくなってしまうので

どうぞ冷静になって下さいね。

 

 

 

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最近、AbemaTV

ホリエモン&タレント3人が

東大合格を目指す『ドラゴン堀江』

という番組が放送されています。

 

毒舌ありで、すごく面白いです!

 

入試は基本テクニックというのは

まさに正論だと思います