Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

No.214 震災経験から備えるべき防災グッズ

皆様こんにちは。

 

91日は「防災の日」ですね。

今回は私が東日本大震災で被災した経験から

これはあると便利!という防災グッズを紹介します。

 

震災当時、私は恥ずかしながら防災意識が全くなく

家にはほとんど防災グッズもありませんでした。

 

そこに来て、いきなりライフラインが止まりました。

私の地域で、復旧までかかった日数は下記の通り。

 

電気は7日。

水道は11日。

そしてガスは20日。

 

なぜ細かく覚えているかというと

ちょうどこの年にブログを始めていて

震災の記録は割と細かく付けていたからなんです。

 

これを踏まえ、食糧や水を除く備蓄すべきグッズを挙げます。

 

1.単一乾電池

 

懐中電灯などであっという間になくなります。しかもどこにも売っておらず、都内に住んでいた友人があちこち探して送ってくれてとても助かりました。

 

2.ラップ

 

水が大変貴重になるので、皿の上に敷けば皿を洗わずにすみますし、紙皿ほどがさばりません。

 

3.簡易ガスコンロ

 

各家庭に配達されるプロパンガス以外、ガスは長く使えませんでした。

簡易ガスコンロがあればお湯が湧かせますし、簡単な料理もできます。

カセットも3つくらい備えましょう。

オール電化の方も、備えた方が良いと思います。

 

 

他にも余裕があれば石油ストーブ(私は震災で生まれて初めてしもやけになりました…)があると、お湯も沸かせるし、あったかいし冬場は助かります。

 

それから、簡易トイレを多目に備蓄するように心がけて下さい。

 

食糧は、被災中でも意外と手に入りました。

 

ぜひ年に一度防災グッズを定期点検する日を決めて

万が一に備えておきましょう。

 

ちなみに、防災グッズがない我が家(私と娘当時4)

どうやってサバイバルしたかと言いますと

 

家族同然の付き合いをしていたお隣さんのお宅に

毛布を抱えて転がり込んだのです。

 

私と娘を見るなり

「おいでおいで!!」と温かく迎えて下さったG様。

 

私と娘だけではとても心細かったので

今でも本当に感謝しています。

 

震災は本当に辛い経験でしたが

G様を始め、励ましてくれた友人達

被災者でありながら必死にお店を開けてくれたスーパーの方達

震災翌日に新聞を配達してくれた配達員の方達など

人の美しい面や誇りを

人生で一番垣間みた日々でもありました。