Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜No.211 幸せ感度を上げる小さな習慣〜

皆様こんにちは。

酷暑の毎日ですが、体調崩されていませんか?

 

今回は誰にでもできる

とてもシンプルな《幸せ感度を上げる習慣》をご紹介しましょう。

 

それは「感謝を伝える」こと。

 

お仕事関係、交友関係、家族同士その他色々な場面で

皆さんはどれほど感謝を言葉にして伝えているでしょうか。

 

今回、この小さな習慣で

どれほど自分の幸せ度が上がるか

痛感した出来事がありました。

 

私は先月下旬から、10日ほどマルタ共和国という

ヨーロッパの小さな国に滞在していました。

 

ずっと行きたかった国でしたが

初めて行く国ですし

全て自分で組み立てる個人旅行なので

分からない事ばかり。

 

現地の習慣も知らないし

イギリス英語はすごく苦手。

アジア人は差別もされますし

実は、ホテルのチェックイン時も少し緊張していたんです。

 

でも、私達を見つけたスタッフが笑顔でドアを開けてくれて

レセプションデスクに案内されると

支配人さんを交えて2人がかりで

マルタの観光のコツやホテル周辺の歴史など

10分位かけて、丁寧に教えてくれたんです。

 

その他にも

朝食時はお願いする前に欲しい物をサーブしてくれたり

本当に素晴らしいサービスを受けたんですね。

 

ですので、帰国した後

うろ覚えのスタッフの名前を一人一人記して

「滞在中は本当にありがとうございました」と御礼メールを書いたんです。

 

すると翌日、支配人さんから折り返しメールが来ました。

 

そこにはこう書いてあったのです(一部)

 

「日本へは無事にお戻りになられましたか?先日は大変ご丁寧なフィードバックを頂き、心より御礼を申し上げます。頂いたメッセージは既にスタッフ全員にシェアさせて頂き、皆本当に喜んでいました。当ホテルはまだオープンしてから5ヶ月で、色々と手探りの面もありますが、貴女から頂いたメッセージを拝読し、我々は正しい道にいるのだという事が再確認できました。また、スタッフの名前11人あげて頂き、本当にありがとうございました」

 

支配人さんからのメールを読み

感謝を伝えた側の私が、逆に大きな幸せを感じたのです。

 

今回の一件を通して

私は改めて痛感しました。

 

それは

幸せを感じたいなら

まずは自分が誰かを笑顔にしたり

幸せにする事が大切だと。

 

私が不幸のどん底だと感じていた20代後半の頃は

自分は全く逆の事をやっていました。

 

離婚ストレスに育児と介護に追われて

誰かに感謝する心の余裕なんて持っていなかった。

 

私はいつも不機嫌で

(環境や人から)幸せを与えてもらう事」

だけを求めていたのです。

 

幸せになりたくてもなれない人は

昔の私のように

全く逆のベクトルにエネルギーを注いでいるかもしれません。

 

ちょっとしたThank youノートや

「ありがとう」という一言は

あなたの毎日に必ず幸せを届けてくれるでしょう。

 

小さな習慣ですが

ぜひ意識してみて下さいね。

 

 

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編集後記:

 

今回滞在していたホテルは、マルタの首都バレッタにある

Domus Zamittelloというホテルです。

 

https://domuszamittello.com/

 

元は17世紀にイタリアの騎士達が滞在していた建物を

エレガントに改装して作られたとても美しいホテルです。

 

マルタに行く機会があれば、安心してお勧めできる滞在先ですよ ^ ^