Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜No.191 女性はなぜ外見の美にこだわるのか〜

皆様こんにちは。

 

今日は、女性にとっての

「外見的な美しさ」と「自尊心」について書いてみます。

 

男性も、女性と接するときのヒントになりますよ。

 

美魔女という言葉もありますが

それを目指すかどうかはさておき

女性はいくつになっても「若く美しくありたい」

と願う人がほとんどです。

 

男性もそう願う人はいるでしょうが

外見の美を気にするのは、女性の方が圧倒的に多いですね。

 

それを象徴するかのような、この調査を見て下さい。

 

国立がん研究センターで抗がん剤を受けた患者に

「苦痛に感じる抗がん剤の副作用の順位」です。

 

すると男性(264)のうちトップ10は上から

 

全身の痛み 吐き気 発熱 口内炎 しびれ

便秘 下痢 頭痛 だるさ 足のむくみ

 

となっています。

 

一方、女性(374)が苦痛に感じるトップ10は上から

 

頭髪の脱毛 吐き気 しびれ 全身の痛み 便秘

まつ毛の脱毛 だるさ 眉毛の脱毛 足の爪がはがれた 味覚障害

 

になっています。

 

お気づきになりましたか?

 

トップ10のうち、外見の変化からくる辛さが

男性では10位の「足のむくみ」のみ。

(これも外見というより、だるさに近いと思いますが)

 

一方の女性は、1位の頭髪の脱毛を始め

トップ10のうちほぼ半分が、外見に係る事だったのです。

 

女性が外見にこだわる理由。

それは「自尊心」と大きく関わっています。

 

世間で「若く」「美しい」女性がもてはやされれば

(=女性は若く美しいことがより価値がある、と考える社会)

自分がその基準から外れると劣等感を感じてしまいます。

 

  これが男性だと「経済力」になるのでしょうか。

 

そして「美しくない」という自分へのレッテルは

 

「チャンスにめぐまれないのは、私の外見のせいだ」

「もっと美しければ、思い切った行動ができるのに」

 

と、うまく行かないことを

「外見のせい」にしてしまいがちになります。

 

ナンセンスと分かっていても

それ位、外見というのは女性の自信や行動に影響を与えるのです。 

 

私は高校時代色黒でかなり太っていたので

当時は自分の事を「黒豚」と呼んでいました。。。

 

その外見コンプレックスを未だに引きずっているのですが

来月一緒に講座をする柴崎マイ先生から

「りおんさんはこれからもメディアの仕事などもあるでしょうから

自分に似合うファッションや魅せ方について学んでみては?」

と声をかけて頂き

「スタイリングマップ」を使いながら

自分に似合う色や素材など教えて頂いたのです。

 

スタイリングマップを使うと

自分の目や肌の色、体や顔の曲線や軸に基づいた

自分に似合う「色・形・素材」が分かります。

 

私の場合

「アクア70%、ブライト30%」という分析が出ました。

 

ここでは書ききれないのですが

柴崎先生のご用意下さる資料で

「論理的」に人を惹き付けるファッションを

可視化できるのです。

 

 

生まれて初めて自分のタイプが分かり

実は今まで、自分に似合わない

柄や素材を買っていた事に気付きました。

 

柴崎先生が分析して下さったのを元に

自分に似合う色や素材、アクセサリーなどを知る事ができると

それが自信にもつながるんですね。

 

と言っても私の場合

「見て見て!」というレベルとはほど遠く

「これでいいんだ〜」という安心感のレベルなのですが ^ ^;

 

いくら「人は中身で勝負だ!」と分かっていても

外見の自信の有無は、心の状態に大きく影響します。

 

3/17()は、「魅せ方」のプロでもある柴崎先生に

直接個人的なレクチャーを受けられますので

ご興味のある方はぜひいらっしゃって下さいね。

 

ここまでお読み下さった男性の皆様

お気づきでしょうか

 

女性に絶対言ってはいけないのは

「外見が衰えた」という指摘です!

 

そんなの自分が嫌というほど分かっているのです。

 

パートナー(女性)と円満でいたいなら

内面だけでなく、その装いや美しさをほめてあげて下さいね。