Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜 No.174 有名ハンバーガ店に見る『捨てる技術』〜

 

皆様こんにちは。

 

最近急に涼しくなり、自律神経が乱れたのか太ってしまった柊です。

(いや、単にアイスを食べ過ぎたのかも)

 

まずはお知らせです!

 

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講座終了後、約2ヶ月に渡るマインドフルネスのアフターフォロー

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既にお申込み頂いた皆様は、楽しみにしていて下さいね ^ ^ 

受講をご検討されている方は、ご参照下さいませ。

 

〜フォローアップ内容〜

 

①『慈愛の瞑想』をやってみよう

②『喜びと幸せの瞑想』をやってみよう

③苦しみから自分を解き放つ『思いやりの瞑想』

④反すう思考と上手に向き合うコツ

⑤集中瞑想と観察(洞察)瞑想 〜デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)

⑥あなたの"Well-being"について考える

⑦調整的音楽療法でも使われる、瞑想にぴったりなクラシックを10曲紹介

MBSR(マインドフルネスストレス低減法)の具体的なカリキュラム

 

https://peraichi.com/landing_pages/view/1028kh

 

 

少し専門的な内容から、日常に取り入れやすいコンテンツなど多岐に渡ります。

「これだけカバーすれば、まずは大丈夫でしょう!」という内容にしました。

自分で自分を癒せると、本当に楽です。

しっかりと勉強したい方、ぜひお待ちしています(早期割引は9まで)

 

 

さて、

今日は、ある有名ハンバーガー店に見る『捨てる技術』について。

 

新しい人生を作っていく意思決定をする時に

切り捨てなければいけないもの、何か覚えていますか?

 

『サンクコスト(埋没費用)』ですよね。

 

ところが、人は「切り捨てる」事ができません。

それは「今持っているもの」の価値を過剰に見積もる

保有効果の心理が影響しているからです。

 

これに関して、横須賀の『TUSNAMIというハンバーガー店の飯田社長が

興味深いお店の歴史を話していました。

 

(以下朝日新聞より抜粋)

 

飯田さんは最初は造船の仕事に就くが、ほどなくして趣味のサーフショップをドブ板通りに開店(1979)。何度も訪れたメキシコの経験から、店の一角を改装してホットドッグとバーを始めたが、やがて全面的にメキシコ料理店にシフト。ただ、売り上げは鳴かず飛ばず。

 

そんな時(2008年頃)、知り合いの米軍関係者が店に来て「横須賀には海軍カレーがあるけど、ネイビーバーガーはどう思いますか?」と尋ねた。その瞬間「これはいける!」と鳥肌が立ち、すぐに妻と都内の有名グルメバーガー店をはしごして研究。

一方で、横須賀市が米海軍横須賀基地からネイビーバーガーのレシピの提供を受け、観光振興策として売り出す企画も進んでいた。

 

そして20091月、「ヨコスカネイビーバーガー」の売り出しがスタート。販売当日、店の前には客の行列ができ、多い日には150人が並んだ。「一夜にして時代が変わった」と飯田社長。

 

(抜粋終わり)

 

今や店の看板商品となったハンバーガーは、累計販売数が60万個を突破。

年間売上高はなんと約2億円!だそうです。

 

私も、実はここのお店大好きなんですよ!

でも、こんな歴史があったとは知らなかったなぁ。

 

飯田社長が

「サーフィンの店止められるかよ!」

「せっかく作ったメキシコ料理止められるかよ!」

と言っていたら、今の成功はない訳ですよね。

 

私たちが何か選択する時は

「余計なこだわりをいかに捨てられるか」

これに限るなと思いました。

 

 

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編集後記:

 

もう20年程前ですが、1999年の7月に地球が滅びるという預言がありました。

当時、恐怖の大魔王は土星の探査機「カッシーニ」の墜落では?と言われたりして、占いとか預言を少し信じていた若い私は、本当に近々地球が滅びたら何をしたいか考えました。

 

すると

「ハンバーガーとかパンとか揚げ物総菜を山ほど食べる!!」

というジャンク願望が涌き上がり(当時ダイエットをしていたから)

自分はなんてさもしい事を我慢していたのだろうと

切なくなったのを思い出しました。

 

何はともあれ、直火焼きのハンバーガは本当美味しいですよね!