皆様こんにちは。
今日は久しぶりに金融の記事を書きます。
今回取り上げるのは
【ビットコイン】と
【VALU】というプラットフォームについて。
最近のビットコインの値上がりはすごいですよね。
年初からみても、既に3倍です。
昨夜もNHKニュース7を見ていたら
「ビットコインの暴騰」が取り上げられていて
ある美容関係の女性が
16ヶ月前にビットコインを買った所
現在「13倍」の195万円ほどになっている!
というニュースが取り上げられていました。
およそ15万を投資したと考えられるので
175万ほどの利益を得た、という計算になりますね。
すごいですね!
こういうニュースを見たら「オレも!私も!」
と、ビットコインを所有したくなるのではないでしょうか?
でも、ちょっと立ち止まって考えて下さい。
(五月に「お金×心理学」講座に出席した方
復習ですよ〜!)
『リターン』は、『何』とイコールなのでしたっけ?
.......
.......
そう。
『リターン』は、『リスク』とイコールでしたよね。
つまり、16ヶ月で13倍のリターンを叩き出すという事は
逆もまた然り。
16ヶ月で同等のマイナスが出る可能性もあるという事です。
ビットコインは追証がかかる訳ではないので
価値が0に近くなるという事です。
はい、またクイズ。
『リスク』とは『危ない事』ではありませんでしたよね。
では、何でしたっけ?
......
......
はい。
『リスク=変動幅(volatitliy)』でしたね。
つまりビットコインは、そこらへんにある金融商品とは
比べ物にならない位の『変動幅』を持っているのです。
講座に出た方は
ご自身の『リスク許容度』を分析しましたよね。
そこで、「100%」のリスクを取れた方
いなかったと記憶しています。
ビットコインは、その上を行く変動幅を持つという事です。
ビットコインの値上がりを期待するなら
同等の値下がりを理解した上で、買いましょうという話です。
17世紀にオランダで起こったチューリップバブルも
「球根は値上がりする」という一方向でしか見えていなかった人が投機を繰り返し、崩壊しました。
よくよく、気を付けて下さいね。
また、最近『人の価値』を株のように投資ができる
【VALU】というサービスが注目を集めています。
ホリエモンとか、イケダハヤト氏、
はあちゅう氏などが上場されています。
http://valu.userlocal.jp/?order=cap
これも「◯日で一千万円調達」的な
センセーショナルな書かれ方をされたりしています。
「黎明期の今に投資しない奴はバカだ!」的に
煽る人もいます。
でも、よーく見て下さい。
一体何人がその「"株"」に投資していますか?
ホリエモンで約200名。
他の人は数名なんてのもあります。
つまり、その人のちょっとした失言で
とんでもない暴騰と暴落になる可能性もあるという事です。
ボーナスが出て、少しでも儲かる商品に投資したいと考える方。
美味しい儲け話や金融商品のうたい文句が出てきたら
それ相当のマイナスに触れる覚悟があるかどうか
よくよく冷静になって下さいね。
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編集後記:
この1週間は「ショーシャンクの空に」と「セブン」を鑑賞しました。
どちらも20年程前の映画ですが、脚本のお手本とされるだけあって
素晴らしい映画でした。
ただ、セブンはグロすぎてホラーが苦手な私はスマホの画面を
傾けながら見ていました…。