Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜 No.137 激しい感情を抑える【RAIN】〜

以前、激しい感情を5秒で鎮める

STOPアクロニウム】

をご紹介しました。

 

今回はこれと似ているもう一つのワークを

ご紹介しましょう。

 

RAIN】です。

 

これも、各アクティビティの頭文字をとっています。

感情は「動きのあるエネルギー」ですので、

続かないし永続的なものではない

ということを、まずは理解して下さいね。

 

では、いってみましょう。

 

R=Recognize Personally

認識するです。

 

ここでは、自分の感情に簡単なラベルをつけてみます。

「怒り」「恐れ」「悲しみ」など、どんな感情を感じていますか?

 

A=Accept

受け入れること。

 

先ほど認識した感情を今自分が感じている

ということを「受け入れ」ます。

 

感情はそれ自体にいいも悪いもありませんから

今感じている感情は、「OK」なんだと受け入れましょう。

 

この感情を、私たちが「どう扱うか」によって

問題が生じるのです。

 

*ここは、Acceptよりも"Allowing(そう感じている状態を許可する)"

と置き換えた方がしっくり来る方もいます。

 

I=Investigate

探ってみる。

 

ここがポイントです。自分の感情に興味を持ってみましょう。

それはどんな感じですか? 

胸やお腹など、体はどうなっていますか?

それはどこかに移って行くイメージですか?

それともずっとここに留まっていますか?

他にどんな考えが一緒に湧き起こっているでしょうか?

 

ここで注意です!

私たちは、ここで「ストーリー」を紡ぎ出すと

感情が乱れますよ。

 

N=Not Identify

がんじがらめにならない。

 

先ほどの3つのプロセスを経ると

激しい感情を理性から捉えられるようになり

「感情」と「自分」の間に「理性」が入るスペースを作れます。

 

感情を感じていることを否定はしないけれど

がんじがらめにならない!

ということです。

 

ただ、このRAINをすると

中にはその感情をより強く感じてしまう方もいます。

 

もし圧倒されそうになったら

ムリせずにお休みしましょう。

 

前回ご紹介した

STOPアクロニウム】と

RAIN

合う方をやってみて下さいね!