以前、激しい感情を5秒で鎮める
【STOPアクロニウム】
をご紹介しました。
今回はこれと似ているもう一つのワークを
ご紹介しましょう。
【RAIN】です。
これも、各アクティビティの頭文字をとっています。
感情は「動きのあるエネルギー」ですので、
続かないし永続的なものではない
ということを、まずは理解して下さいね。
では、いってみましょう。
R=Recognize Personally
認識するです。
ここでは、自分の感情に簡単なラベルをつけてみます。
「怒り」「恐れ」「悲しみ」など、どんな感情を感じていますか?
A=Accept
受け入れること。
先ほど認識した感情を今自分が感じている
ということを「受け入れ」ます。
感情はそれ自体にいいも悪いもありませんから
今感じている感情は、「OK」なんだと受け入れましょう。
この感情を、私たちが「どう扱うか」によって
問題が生じるのです。
*ここは、Acceptよりも"Allowing(そう感じている状態を許可する)"
と置き換えた方がしっくり来る方もいます。
I=Investigate
探ってみる。
ここがポイントです。自分の感情に興味を持ってみましょう。
それはどんな感じですか?
胸やお腹など、体はどうなっていますか?
それはどこかに移って行くイメージですか?
それともずっとここに留まっていますか?
他にどんな考えが一緒に湧き起こっているでしょうか?
ここで注意です!
私たちは、ここで「ストーリー」を紡ぎ出すと
感情が乱れますよ。
N=Not Identify
がんじがらめにならない。
先ほどの3つのプロセスを経ると
激しい感情を理性から捉えられるようになり
「感情」と「自分」の間に「理性」が入るスペースを作れます。
感情を感じていることを否定はしないけれど
がんじがらめにならない!
ということです。
ただ、このRAINをすると
中にはその感情をより強く感じてしまう方もいます。
もし圧倒されそうになったら
ムリせずにお休みしましょう。
前回ご紹介した
【STOPアクロニウム】と
【RAIN】
合う方をやってみて下さいね!
コメントをお書きください