Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

〜 No.125 子供は親を叱れない〜

 


皆さまこんにちは。

今回は、恥を忍んで書かせて頂きます。

 

ただ今

わたくし

猛省しております。

 

アンガーマネジメントスペシャリストやら

感情美人デザイナーというカンムリを

返上しなければいけないほどのレベルです。

 

 

事の顛末はこうです。

 

うちの娘(9)

若干のディスレクシア(書く事が困難)なので

今年の夏から英語も本格的に勉強しています。

 

目標があった方がいいだろうということで

秋に英検を受験予定で

私も結構厳しく指導している次第。

 

ところがどっこい

 

何回教えても

主語と動詞

DoDoesがぐっちゃぐちゃに。

 

なもので

私はとても不機嫌でした。

 

「もう!!何回言ったら分かるのよ」

 

↑こっからしてもうダメな怒り方の典型

 

「ママにただで教えてもらってると思って

気抜いてない!?」

 

などなど、ダメ親節を炸裂!!

 

次の日もまた同じ所を間違えるもんで

私のイライラもかなりMAXになりました。

 

我が子に対するアンガーマネジメントって

史上最高に難しいですよね。

 

私、講座などで「思考の歪みを取るワーク」を紹介するときに

「私自身、もうアンガーマネジメントのテクニックはほとんど使っていません

(もう余り怒ることがなくなったので)

でも、この歪みをとるワークだけは行っています」

と言ったりしています。

 

今後、こう前置きしなければいけないですね。

 

「子育てを除いて!!」

 

子育てのイライラに比べたら

上司やその他に対するアンガーマネジメントなんて

かなり余裕です。

 

そんなこんなで英語の時間が終わり

娘のお小遣いを預け入れに行くため

イライラを引きずったまま郵便局へ。

 

娘、取引途中で

【取り消し】ボタンを押したりするもんだから

更にイライラMAX……

 

「ママはこれから用事を足して帰るから

あなたは鉄棒でもして、体を動かしてから帰りなさい」

 

と訳の分からないリクエストを出して

素直な娘は10分ほど鉄棒して

家に帰ったそうです。

 

そして

 

しばらくすると

台所から「パチッ!パチチッ.......!」

と変な音がしたそう。

 

恐る恐る濡れ布巾を手にコンロに近付くと

わたしが朝に鍋で煎じた漢方が

水が0になり

焦げ付いていたそうです!!

 

そこで急いでガスを消して

事無きを得たという次第。

 

わたしが一時間ほどして家に戻ると

「お鍋の漢方が大変だったんだよ〜」

と報告してくれました。

 

ここで、ですよ。

 

親子の立場が逆転していたら

開口一番なんと言うか、です。

 

「ガスつけっぱなしにして外出するとか

何考えてるのよ〜」

 

「ガスつけた時は、側離れるなって

何度も言ってるでしょー」

 

「火事になったら家財道具一切燃えるのよ!

アンタお金払えるの!?」

 

とか

 

すんごい剣幕で絶対怒ってますよね。

 

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子供って

親を叱れないんですよね。

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ほんっとうにアンフェアです。

親である自分がやっている事が。

 

英語で同じ間違いを繰り返すのと

ガスを付けっぱなしで外出するのを比べたら

 

圧倒的に私の方が

怒られてしかるべき。

 

本当に、反省の毎日です。

 

子育てって

本当に自分の至らなさを

思い知らされる事ばかり。

 

こんな調子で七転び八起きの子育てですが

それでもアンガーマネジメントを知っているのと知らないのとでは

雲泥の差が生じていると思います。

 

たまに上手く行かない事もありますが

日々実践するのが大切だと改めて思いました。 

 

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編集後記:

 

あまりにふがいない失態をしてしまったので

気分転換に江ノ島に行きました。

江ノ島は美味しいお店がたくさんあります。

昨日行った[GARB] さんは、海が一望できて料理も美味しいです。

ぜひ機会があれば行ってみて下さいね。

 

http://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140403/14046997/