Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

恐いからこそ挑戦する

3日に行われたアカデミー賞で、司会を務めたエレン・デジェネレスが、以前インタビューで司会を務める意気込みをこう語っていました。

(以下『People誌』より抜粋)

インタビューで、自分の"To Do List(すべきことのリスト)"を共有したエレン。そのなかの一つが、"アカデミー賞を前に冷静でいること"だ。これまで第79回アカデミー賞のほか、エミー賞やグラミー賞で司会を務めた実績のあるエレンだが、そんな彼女でも大舞台にはナーバスになるのだという。「オスカーの司会を務める理由は、それがとても怖いことだから」と話し、恐怖に感じていることだからこそ、あえて挑戦するのだと明かした。

アカデミー賞の司会の仕事を受けるにあたっては、「チャレンジすべきだと思った。パフォーマーとしてリラックスすることは決していいことではないの。プライベートではもちろんくつろいでいるわ。家に帰るとすぐパジャマに着替えるしね。でも仕事では自分を追い込むの」と話したエレン。「オスカーの司会は最も恐ろしいこと。バンジージャンプの飛ぶ直前みたいに怖い。会場が熱気と興奮に満たされているから、私はそのエネルギーの一部になって、指揮者のようにコントロールしなくてはならない。絶妙なバランスでね」と大舞台での緊張感を語った。

(抜粋終わり)

彼女程のセレブになれば、あえてこのようなプレッシャーがかかる大役を引き受けなくても、悠々自適で有り余るほどのお金もあるでしょうしキャリアも安泰でしょう。

でもそれに甘んじず、常に挑戦し続ける彼女はさすが一流のパフォーマーです。

私も彼女に比べれば雲泥の差ですが、先月中旬から今月中旬にかけては初めての仕事が多く、「うまくできるだろうか」といったプレッシャーとどう向き合うのかが課題になっています。

でも彼女の「恐いと感じているからこそ、あえてチャレンジする」という言葉にとても勇気をもらいました。

誰でも新しい事に挑戦するのはドキドキするし、できれば緊張なんてしたくないものです。

でも自分が越えられるか越えられないかの微妙な高さのハードルをあえて設定する事で、より成長できるのではないかと思います。

今日も頑張ってきます