Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

子どもは「現実の世界=想像の世界」です

明けましておめでとうございます。

大晦日は、お隣のG様宅で仙台牛の美味しいすき焼きをごちそうになりました!
どうもありがとうございました!!

その時、ちょっとした親子間のいざこざがあったんです。

娘も一緒にごちそうになっていたのですが、箸がテーブルについたんですね。
そしたら「テーブルについちゃった!箸を替えなきゃー!!」
と言ってきかないんです。
「テーブル綺麗だから、大丈夫よ」
と何度言ってもダメ。
そこでG様に、新しいお箸を持って来ていただいたのですが(大変お手数をお掛けいたしました!)
子どもって何でこんな意味不明な行動をとるのだと思います!?

日本アンガーマネジメント協会では、2013年より新しく
「親子でできるアンガーマネジメントプログラム」をスタートさせます。

そこで私は現在、指導者向けの指導要綱を作っていて、海外のペアレンティング(親学)の本等この年末年始はずーっと読んでいるんです。

この中で、"The Explosive Child (Ross W.Greene著)"という素晴らしい本があり、
こう指摘されてました。
「子どもと大人の認知機能は全く違っていて、例えば子どもは想像と現実の世界の境目が曖昧だ」

 

なるほどなるほど。

で、こどもの行動をプランBという方法で解決していくというのがこの本のメインテーマなので、早速我が家も実験!
(プランBは解説すると2時間くらいかかりますが、ここでは超短く「子どもの話を聞いてあげる」にしておきます ^ ^;)

「どうしてゆりはお箸を替えたくなったの?」
「分からないよ~(子どもは大抵分からないといいます)」

何回か質問していくと

「だってね、夢で見たんだけどね、ゆりが箸をテーブルに落とすと、周りにいる大人が『箸を替えなきゃダメ!』って言うから」

とまぁ予想外の回答が~!

でも、子どもはその行動が起こった直後に、ここまで話せないんですよね。

で、大人はその意味不明な行動に対してキレたくなる。

子どもは大人が考えるのとは別の理由があって、その行動をしている訳です。

指導者向け講座では、ここら辺をがっつりやろうと思っています。

親子向けのプログラムの詳細が決定したら、またお伝えしますね!

それでは今年も宜しくお願いいたします ^ ^