Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

白糖と炭水化物の食べ過ぎはキレるもと

私が書かせて頂いている日本アンガーマネジメント協会のブログより、ビューティーにも関係する情報をお届けします!

 

甘いもの好きの人には耳の痛いお話です。白糖は何となく体に悪い、というのはご存知の方も多いと思いますが、白糖や炭水化物の食べ過ぎが、感情コントロールにも悪影響を与えるとご存知でしたか?


キーワードは『血糖値』です。精製された白糖は、血糖値を急激に上昇させ、糖を作るインスリンを分泌させます。そして急激に上昇した血糖値は今度は逆に急激に下がり、その値を元に戻そうとして次のクッキーに手が伸びてしまいます。供給される量は要求される量に追いつくことがなく、結果として倦怠感やイライラを感じてしまいます。


白糖を使う多くのスイーツには栄養がほとんどなく、逆に肥満、糖尿病、心臓病、虫歯、高コレステロールの原因にもなります。つまり、白糖を避ける事であなたの体と心の健康をより良い方向に持って行けるのです。


加えて砂糖中毒になると、感情と行動を司る脳内の辺縁系のシステムが正常に反応しなくなってしまうのだとか。例えばチョコレートを食べると、辺縁系を通して大きな幸福感を味わい、またその快感を味わいたくなります。しかしこの結果、血糖値を乱高下させるだけでなく、フラストレーションもたまる悪循環に陥ってしまいます。


「ストレス解消のために食べる」のは、自分の心と体に何も良いことはありません。血糖値を安定させるために、食事を抜かずに健康的なおやつを食べれば、活動レベルが上がってより生産的になり、感情もコントロールしやすくなりますよ。
とは言っても、甘い物はなかなか止められないですね(笑)。


(英文記事URL)http://www.livestrong.com/article/105073-anger-sugar-addiction/