Rion Hiragi/Resercher/Storyteller

子供を叱る時は、その行動を叱る

最近「人生のルール(リチャード・テンプラー)」という何年か前のベストセラー本を読みました。

他のチャプターも良かったのですが、今の自分にはこのチャプターは必須だと思うのでこちらにも載せておきます。

以下一部引用ー

『子どもを叱る時は、その行動を叱る』

子どもがいけない行動をするのは、世の中を探検し、どこに善悪の一線が引かれているのか学んでいる最中だからである。間違いを犯さなくては、真相は突き止められない。それはまったく普通で、ごく正常なことだ。分別がない子ども達を、教育し、助け、励ますのがあなたの務めなのだ。

子どもが悪いとおもっているなら、あなたは出足でつまずいている。子どもたちに欠点があると思うなら、子育ての失敗は決まったも同じだ。子どもに「お前は悪い子だ」と行って叱るのはやめよう。自分は悪い人間だと、子どもの心に刻みつけてしまう。自分を悪い人間だと思い込んでいる子どもを変えることはできない。

「きみはいけないことをしたんだよ」
と言ったほうがいい。子ども達はこの言葉を聞いたら、自分で直すことができる。しかし、悪い子だと言われたら、打つ手はなにもない。子どもが善良だと思っているなら、あなたは成功したも同然だ。あなたが変えるべきは子どもの振る舞いだけであって、それは達成可能なのだから。